巨大なしめ縄で有名な島根県の出雲大社
ご縁を求めて全国から多くの人が参拝に訪れる、縁結びの聖地です。
そんな出雲大社に、より多くのご利益を授かれる参拝ルートがありました。
この記事では番組で放送された、出雲大社で、よりご利益を授かれるという6つの方法を紹介します。
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①参拝前に稲佐の浜で砂を拾う
出雲大社の参拝には出雲大社前駅で下車
駅を出たら表参道の神門通りを歩いていきます。
歩いていくと見えてくるのは出雲大社の入り口の鳥居。
一般的にはこのままお参りするのですが・・・
縁結びのご利益をより多く受けるには、これでは足りません。
ご利益を受けるには、鳥居の前で左折。
参拝前に旧表参道である神迎の道を歩いたところにある稲佐の浜まで行きます。
この浜は神在月(かみありづき)に全国から神様が上陸すると言われる場所なんです。
そしてこの浜で砂を拾うのがポイント。
この砂を出雲大社に持参して、素鵞社であることをするのがポイントです。
(「あること」はこのあと説明しますね)
②参拝前に祓社で、けがれ払う
出雲大社に入り参道を下ると見えてくるのが祓社(はらえのやしろ)。
ここでお参りの前に、けがれを払うのが2つめのポイントです。
自分でも知らない間に犯した、心身のけがれを払い清めてくれる場所なんです。
ご利益を授かるためのための大切な準備ですね。
また、この社を参る時にも注意が必要です。
一般的な神社では「2礼2拍手1礼」ですが、こちらでは独自の参拝法が必要。
出雲大社では「2礼4拍手1礼」が正式な作法です。
出雲大社では大きな催し物のときは8拍手をしますが、日頃のお参りではその半分の4拍手が受け継がれてきたそうです。
ちなみに現在では様々な神社のスタンダードとなっている「2礼2拍手1礼」は、明治時代に定められた「神社祭式行事作法」によるものなんだとか。
それ以前は神社によってバラバラだったそうです。
③ 縁結びの相手を十九社で決めてもらう
心身を清めた後に向かうのは大しめ縄がかかる拝殿。
この拝殿にかかるしめ縄も大きいのですが・・・
実は、このしめ縄よりも大きいしめ縄が後で登場します。
そして、拝殿から進んでいくとあるのが御本殿。
縁結びの神様である大国主神が祀られています。
ここでのポイントは御本殿を中心に反時計回りに境内を回ること。
さらに進んでいくと見えてくるのが十九社(じゅうくしゃ)。
神在月に全国から出雲大社にやってきた神様が宿泊するのがここです。
神様は「神はかり」という会議を行い、そこで議論が交わされるのが縁結びについて。
十九社をお参りすると神様が縁結びの相手を決めてくれるというのです。
④神の力が宿った砂をいただく
次に向かうのが、大国主神の父であるスサノオノミコトが祀られている社。
御本殿の真裏にある素鵞社です。
この社の縁の下に砂の入った箱が置いてあります。
そしてこの砂はスサノオノミコトの力が宿っているご利益のある砂ですが・・・
この砂を頂くためには、稲佐の浜の砂と交換することが必要になります。
砂を持って行かずに、持って帰るのはNGです。
⑤立ち入り禁止の山の岩を触る
出雲大社の裏手にある八雲山は神様が住むといわれる神聖なエリア。
聖域のため立ち入り禁止となっているのですが、境内から唯一その山に触れられる場所があります。
それが素鵞社の裏側、山の岩になります。
この岩に触れることでご利益を授かることができるんだとか。
⑥ご本殿は最後に必ず西から参拝する
境内をめぐっていくと見つかるのが小さな賽銭箱。
ほとんどの人が見落としてしまうそうです。
ですが、ここが最重要ポイント。
御本殿は最後に必ず西から参拝します。
実は、御本殿の神様である大国主神が向いているのは境内正面の南ではなく西。
なので西から参拝しないと、神様に対して正面から参拝したことにならないというわけ。
ご利益もいただけないということです。
ちなみに、なぜ大国主神が西向きなのか
「全国の神様を出迎えている」など諸説ありますが理由は不明だそうです。
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