3月14日放送『初耳学』。YOASOBI/ikuraさんが番組で直々に伝授した、『夜に駆ける』を上手に歌うコツを紹介します。
YOASOBI/ikuraが教える『夜に駆ける』を上手に歌うコツ
ikuraさん曰く「この曲は流してうたうより、切って切ってリズミカルに歌うのがすごく重要」。
まず歌いだしだと、「沈む」の「む」に入る時に、小さく「ん」(和音の「ん」)を入れて「沈んむ」と歌うこと。
そして、「溶けてゆくように」の「ように」も、「よっうに」と歌うのがポイント。
これでキュッとリズムが出るそうです。
歌詞カードではこれで1行分ですが、実際にはこの1行にもっと細かいコツがあるんだとか。
また2フレーズ目にもコツがあります。
「そらが」も「そぅらが」、「夜に」も「よっるに」と歌うのがポイント。
『タナトスの誘惑』という原作小説から作られたのが『夜に駆ける』。
原作では「ニッコリと笑っていた」という表現が、歌詞では「君はみじかいことばで短い言葉で表現されています。
ikuraさんも”とにかく切って切ってリズムを出す”こと『夜に駆ける』上手に歌い上げるコツとして強調していました。
ikuraが紅白のプレッシャーに打ち勝てた秘訣
ストリーミング再生回数4億回越え。オリコン累積再世界数歴代1位の名曲が『夜に駆ける』。ikuraさんは、それを紅白で歌うことは「人生で一番のプレッシャーだった」と語ります。
紅白歌合戦に向けて作った歌詞カードは真っ黒なくらい書き込みをメモ。
とにかく、”ミスをしても「それが私の実力だ」”と思えるぐらい練習を重ね、本番は記憶がないくらいにゾーンに入れたそう。
「100点ではないけど100%では歌えた自信がある」と言えるほどの力を発揮できたそうです。。
Ayaseが「調子に乗っていた…」失敗とは?
もともとバンドのボーカルだったAyaseさん。今でも歌いたい気持ちはあるそうです。
もっともYOASOBIでikuraさんと歌うことは考えていないそう。
16のときから解散するまで8~9年間バンド活動を続けたというAyaseさん。
「ひたすら調子に乗っていた」と振り返ります。当時は「俺らが一番最強。絶対に売れる」と信じて疑わなかったそうです。
けれどなんの結果も出ないまま終わってしまったと語ります。
「どうやったら売れる?」「どうやったら人に見てもらえる?」かを考えず、なりたい自分や叶えたい夢しか目に入っていなかったそう。
「何をやったらいいのか、人に見てもらうためにはどういう活動をしたら良いか」については、考えているフリをしていたと反省の言葉を口にされているのが印象的でした。
”しっかり失敗した”という自覚を持つに至ったそうです。
バンド活動休止・解散はAyaseさんの体調不良によるものでしたが、そんななかで出会ったのがボカロ。
一人になってしまった状態だったので、一人で音楽を発信する手段として見つけたボカロに活路を見出したそうです。
”今は色んなチャンスが自分たちの努力次第でつかめる”
”勇気をもって前に進み続けた結果が今につながている。挑戦することを迷わずにやって欲しい”
今を時めく若いお二人のとても説得力のある言葉でした。
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