アメリカ先住民によって古くから外相の治療に用いられてきたハーブ、スカルキャップ。
この記事ではスカルキャップ(タツナミソウ)の花言葉やハーブティーの効果・効能を紹介します。
スカルキャップってどんなハーブ?
スカルキャップ(タツナミソウ)の花言葉
スカルキャップの花言葉は”私の命を捧げます””忘却”。
世界中に200~300の近縁種が存在するとされ、日本には15種類が自生しています。
スカルキャップの歴史
スカルキャップは北アメリカのバージニア地方原産のハーブ。そのため、バージニアスカルキャップとも呼ばれます(日本に自生するタツナミソウは「Japanese Skullcap」と呼ばれます。)。
花の萼(ガク)の形がキリスト教の司祭のかぶる帽子(スカルキャップ)に似ていることから名づけられました。
アメリカ先住民族が動物の噛み傷や狂犬病の治療薬として使ったのがハーブとしての歴史の始まりで、ヨーロッパで使われるようになったのは比較的最近になってからです。
近縁種のバイカルスカルキャップ(コガネヤナギ)の根は漢方における「黄芩」(オウゴン)の原料。中国では古くから血圧降下の治療薬として用いられてきました。
スカルキャップの効果・効能
不眠症やストレスによる筋肉の緊張緩和。月経前症候群(PMS)や更年期など、女性特有の気持ちの乱高下などを落ち着かせる働きが認められています。
そのほか、鎮静・鎮痙(痙攣を鎮める効果)もあるので、ヒステリー症状に伴う発作や依存症の禁断症状緩和にも用いられてきました。
妊娠中の方は使用不可とされているので、注意が必要です。
スカルキャップ~ハーブティーの美味しい飲み方~
シングルティーで飲むときは
スカルキャップのシングルティーは甘みや酸味が少なく、シソ科特有の爽快感のある香りが特徴。
淹れ方は一般的なはーぶてぃーの場合と相違ありません。
耐熱ポットに小さじ1杯程度を入れ、ティーカップ1杯分(約150ml程度)のお湯を注いで5分待てば完成です。
好みで砂糖やメイプルシロップを混ぜてもよいでしょう。
スカルキャップのブレンドティーレシピ
ジャーマンカモミール・・・小さじ2
ラベンダー・・・小さじ/2
仕事や勉強で神経が昂っているときに試してほしいブレンドティーです。
ジャーマンカモミールは不安や緊張を鎮める効果のあるハーブ。ラベンダーの香りが心の疲れを癒して、安眠へと誘ってくれるでしょう。
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