養蚕のために古くから使われてきたマルベリー。この記事では、ハーブティーとしての効果と効能を紹介します。
マルベリーってどんなハーブ
日本では蚕が食べる桑の葉として知られているマルベリー。
5000年以上前から栽培されており、人間の暮らしの中で古くから役立ってきたハーブです。
臨済宗の開祖である栄西も、鎌倉時代に『喫茶養生記』のなかで、マルベリーを糖尿病の改善に効能のあるハーブとして紹介しています。
マルベリーの効果・効能
栄西の説いた通り、マルベリーの葉に含まれるデオキシノジリマイシンという成分には食後の血糖値の上昇を抑ええう効果があります。
また、中国では根が「桑白皮」と呼ばれ、利尿・鎮咳のための漢方として用いられてきました。
ビフィズス菌などの善玉菌の働きを高めるほか、各種のビタミンやミネラル、アミノ酸、食物繊維が豊富に含まれているので便秘の改善やダイエットに効果の期待できるハーブでもあります。
マルベリー~ハーブティーの美味しい飲み方~
シングルティーで飲むときは
クセがなく、まろやかで飲みやすいマルベリーティー。
シングルティーを淹れるときは、他のハーブより抽出に時間をかけるのがコツです。
ドライハーブ小さじ1をティーカップ1杯分の熱湯と一緒に耐熱ポットに入れて、7分程度抽出したら完成です。
マルベリーのブレンドティーレシピ
ネトル・・・小さじ1
ネトルはクロロフィルや鉄分、ビタミンC、葉酸を豊富に含むハーブ。マルベリーも鉄分が豊富なので、めまいや立ち眩みなど貧血が気になるときに試すのも良いでしょう。
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