ノンカフェインのコーヒーとして有名なチコリ。チコリのハーブとしての効能と副作用を紹介します。
チコリってどんなハーブ
コスモスに似た淡い青紫色の花を咲かせるチコリ。サラダ野菜で、独特の香味と苦みが特徴のハーブです。
ヨーロッパ原産とされていますが、北アフリカでも自生し古代ギリシャやローマでも食されてきました。
食用にされるのは葉の部分。幾重にも重なった白い葉は、小さな白菜にも見えます。
一方で、ハーブティー(チコリコーヒ)として利用されるのは根の部分。ローストした根はほろ苦いフレーバーになり、ノンカフェインなので授乳中の方も安心して飲用いただけます。
チコリの効果・効能
単なるコーヒーの代用といったイメージが強いチコリですが、その効果は緩下(便通をよくする)、強肝(肝臓の働きを強くする)、駆風(腸内のガスの排出を促す)と多岐にわたる、なかなかに優秀なハーブです。
なかでも利尿作用に優れており、尿酸を排出してくれるので浮腫みの改善に役立ってくれます。
また、血糖値を下げる働きや気管支の炎症を鎮める作用もあるといわれています。
様々な効能を併せ持つ頼りがいのあるハーブですが、キク科植物ですからキク科アレルギーの人は飲用に注意が必要です。
チコリコーヒーの美味しい淹れ方淹れ方
②.干し網で天日干し、またはオーブンで十分に乾燥させます(オーブンを使う場合は130℃で20分が目安。必要に応じて、時間を延ばします。)。
③.②をフライパンに入れ、淡いコーヒー色になるまで弱火で煎ります。
④.③をコーヒーミルで挽いて完成です。
飲むときは普通のコーヒーと同じく、ドリップで美味しくいただけます。
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