乳腺炎の改善にも効果があるといわれる、ごぼう茶。この記事では、米国ハーブ製品協会(AHPA)の研究による、ごぼう茶の効果や副作用、薬やサプリメントとの飲み合わせを説明します。
ごぼう茶で乳腺炎は治る?
ごぼう茶の効能や副作用は、米国ハーブ製品協会(AHPA)の『メディカルハーブ安全性ハンドブック』で詳しく説明されています。
同協会の発表するところによれば、ごぼう茶と乳腺炎の関係は明らかになっていません。
(ごぼう茶に乳腺炎を発症させる効果があるわけでもありませんし、反対に乳腺炎の治療に役立つかも明確になっていません。)
ごぼう茶が妊産婦・胎児に与える影響
一方で、ごぼう茶の安全性クラスを「1:適切に使用する場合、安全に摂取することが出来るハーブ」と定義づけています。
日本で1967年に発表された研究によれば、胎児の成長に対してごぼう茶には有害作用がないことが明らかとなっています。
ごく少数ですが、ごぼうに対するアナフィラキシー反応が報告されています。
これらは、いずれも接触皮膚炎の症状として現れているので、ごぼう茶の使用に不安を感じる方は、外用での使用を避けるのが良いでしょう。
ごぼう茶の薬やサプリメントとの飲み合わせは?
米国ハーブ製品協会(AHPA)は、ごぼう茶の相互作用クラスを「A:臨床的に関連のある相互作用が予測されないハーブ」と結論付けています。
同協会によれば、ごぼう茶と薬・サプリメントとの飲み合わせに関する臨床試験や動物実験で、有害事象が見つかったことはありません。
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