古くから肝臓や消化器系の働きを助けるとして珍重されてきたハーブ、アーティチョーク。
そんなアーティチョークのハーブティーの効果、そして副作用を纏めました。
アーティチョークってどんなハーブティー?
アーティチョークの花言葉
アーティチョークの代表的な花言葉は「独立独歩」「孤独」「厳格」
恋愛絡みだと「傷つく恋」「そばにおいて」などがあります。
尖った花びらと目に鮮やかな紫色が慕情をかきたてます。
アーティチョークの歴史
アーティチョークの和名はチョウセンアザミ。多肉質のアザミに似た大きな花を咲かせます。
ちなみにアーティチョークとはラテン語で「犬の歯」の意味。がくの形状が犬歯に似ていることが由来と言われています。
その歴史は古く、肝臓や消化器系に効果のあるハーブとして古代ギリシャ・ローマ時代から使われてきました。
人工的に栽培されるようになったのは15世紀から。今のイタリアから、ヨーロッパ全土に広まっていきました。
日本には江戸時代にオランダから渡来しました。
ちなみに16世紀には”媚薬効果がある”として珍重されていたという、少し変わった歴史を持つハーブです。
アーティチョークの効果・効能
肝臓の解毒、胆汁分泌の促進、消化促進、利尿といった効果を併せ持つハーブです。
特にシナリンという成分に肝臓の解毒作用を高める効果があるとされ、ベトナムではお酒を飲んだ後の二日酔いの予防にハーブティーが親しまれてきました。
脂肪の分解を促進する作用もあるため、脂っぽい料理の後や食べ過ぎ、その他神経性の食欲不振の改善にも効果があるとされています。
アーティチョークの副作用
キク科の植物なので、他のキク科ハーブでアレルギー症状が出たことのある方は注意が必要です。
また、授乳中の方の飲用は控えるべきとされています。
アーティチョーク~ハーブティーの美味しい淹れ方~
シングルティーの場合は、こさじ1を熱湯で5分間蒸らせば出来上がりです。
苦みがやや強いため、味を楽しむというよりは薬効に期待して飲用するのが一般的です。
アーティチョークを使ったブレンドティーレシピ
ペパーミント・・・小さじ1/3
ペパーミントの清涼感がアーティチョークの苦みを和らげてくれます。
ペパーミント自体も胃腸不全や食欲不振の改善に効果のあるハーブなので、夏バテなどで消化器系の調子が良くない時におすすめです。
ミルクシスル・・・小さじ1
ミルクシスル(シルマリン)もアーティチョークと同じく肝機能の改善作用をもったハーブです。
肝細胞の修復を促すので、二日酔いなどでお困りの時に試してほしいハーブティーです。
ダンデライオン・・・小さじ1
ダンデライオンは健胃や利尿に効果のあるハーブ。
こちらも食欲不振のときにおすすめのブレンドティーです。
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