2021年 12月 の投稿一覧

美白・シミに効くハーブティー – ハーブ検定1級保有者おすすめの12選


 日焼け止めを使っていても知らないうちに出来ている肌のシミ。身体の内側から肌の調子を整える、美白・シミに効くハーブティーを、ハーブ検定1級保有者の当サイト管理人”mayumi”が紹介します。

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アルブチンが肌を白く保つ – ウバ(ウワウルシ)


 アメリカ先住民によって、頭痛や壊血病の治療・改善に使われてきたウワウルシ。
 含有成分であるヒドロキノン誘導体に含まれるアルブチンにはメラニン色素の合成を阻害する働きがあるので、美白効果が期待できます。
 抗菌・抗炎症作用もあるので、肌荒れが気になるときにも良いでしょう。
ウワウルシ(クマコケモモ)~ハーブティーの効果・効能~

肌に弾力を与えシミ・シワを予防する – ジャーマンカモミール


 ジャーマンカモマイルは美白成分として、ヨーロッパの化粧水によく使われるハーブです。
 破れた毛細血管を修復し、肌の弾力を高めるのでシミ・シワを防止してくれます。
 身体を温め肌を保湿する働きもあります。
 抗アレルギー作用もあるので、季節の変わり目で乾燥で肌のかゆみが気になるときにもおすすめのハーブティーです。
ジャーマンカモミールとローマンカモミールの違い~生理機能を整える優しいハーブ~
ジャーマンカモミール~ハーブティの効能とカミツレの花言葉~

体内の毒素を排出して肌のくすみを取り除く – ネトル


 血液中のヘモグロビンに似た、クロロフィルを豊富に含むネトル。
 浄血作用に優れているため、体内の老廃物、尿酸を排出するのに役立ってくれるハーブです。
 アレルギー症状を鎮める働きもあるので、秋口の花粉が飛び交う時期の肌荒れにも効果的。
 貧血の予防や婦人病の治療、月経時の出血量をコントロールする働きもある、女性に嬉しいハーブです。
ネトル~ハーブティーの効果・効能と副作用~

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髪にツヤ・肌にハリを与える – ホーステール


 葉の形状が馬の尻尾に似ていることから名前が付いたホーステール。
 ケイ素を豊富に含むので爪や骨の健康を保つほか、肌に弾力を与え、髪のツヤを出す効果もあります。
 ハーブを浮かべたお湯には、しもやけの症状を和らげる働きがあるので、寒い時期の入浴にも良いでしょう。
ホーステール~ハーブティーの効果・効能と副作用~

粘液質が肌を乾燥から守る – マーシュマロウ


 数あるマロウ系のハーブの中でも、特に薬効の高いのがマーシュマロウ。
 その秘密は根の部分に豊富に含まれる粘液質にあります。
 保湿作用に優れているため、冬場の乾燥した時期には肌荒れを防いでくれます。
 また、下痢のときには傷んだ腸粘膜を治す働きもあるので、寒い時期におすすめのハーブティーです。
マーシュマロウ~ハーブの効能と副作用~

荒れた皮膚組織を修復する – コモンマロウ


 熱湯を注ぐと最初は鮮やかな青色、その後空気中の酸素と反応して徐々にピンク色へと変化していくことから、”サプライズティー”の異名をもつコモンマロウ。
 豊富に含まれる粘液質やタンニンが粘膜の炎症を鎮めてくれるので、特に肌荒れが気になるときに飲みたいハーブティです。
 ストレス性の胃腸炎を鎮める働きもあるので、仕事や勉強で身体の疲れを感じた時にもおすすめです。

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抗酸化作用で肌を若々しく保つ – ルイボス


 南アフリカ原産のハーブで、現地では「不老長寿のお茶」として古くから親しまれてきたルイボス。
 体細胞を老化から守る活性酸素除去作用に似たフラボノイドを豊富に含むことで、近年注目を浴びているハーブです。
 肌のサビつきを防ぎ、また冷え性や便秘を改善する働きもあります。

女性のホルモンバランスを整える – レッドクローバー


 3枚の複葉をもったレッドクローバー。中世イギリスでは、3枚それぞれに神、キリスト、精霊が宿るといわれ、神聖なハーブとして扱われてきました。
 体内の毒素を浄化するデトックス効果を持ち、肌のくすみを防いでくれるほか、イソフラボンをはじめとする含有成分にホルモン様作用が認められています。
 そのため、のぼせや冷えなど、更年期の諸症状を緩和する働きもあります。

豊富なビタミンCで美白に – ローズヒップ


 ローズヒップは「ビタミンの爆弾」という過激な名前で呼ばれるほどビタミンを豊富に含むハーブ。ビタミンCについてはレモンの20~40倍も含まれています。
 また、鉄分に関してはほうれん草の2倍。
 毛細血管を丈夫にして、コラーゲンの生成も促進してくれます。
 美白のほかにも、肌にハリを与えてくれるハーブです。

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化粧水でも有名な美肌のためのハーブ – ハトムギ


 ハトが好んで食べる麦であることから名がついたというハトムギ。
 クセがなく飲みやすいハーブティーで、たんぱく質やビタミンEが豊富。皮膚組織の代謝を高め、なめらかできめ細かい肌に整えてくれます。
 女性ホルモンの働きを活発にしてくれるので、婦人科系のトラブルでお悩みのときにもおすすめです。
ハトムギ茶の副作用 – 妊娠中に飲用NGな理由とは?

傷んだ皮膚組織や粘膜を修復するハーブ – カレンデュラ


 コスモスによく似た形の花弁に鮮やかなオレンジ色が特徴のカレンデュラはカロチノイドやフラボノイドが豊富なハーブ。
 乾燥や紫外線で損傷を受けた皮膚組織を粘膜を癒し、保護する効果があります。
 また、消炎・抗ウイルス作用もあるので、ニキビや肌荒れ防止の化粧水として使われることもあります。
 胃炎を鎮める働きもあるので、ストレスからくる肌荒れでお悩みのときにも良いでしょう。

肌を引き締めてハリを与える – ハコベ


 ハコベはリウマチの治療などに、外用・内用で使われてきたハーブ。
 収斂作用(組織を引き締める働き)があるほか、鎮静作用があるので肌の炎症を鎮めるのにも効果的。
 穏やかな緩下作用(便の排出を促す働き)もあるので、便秘に伴う肌荒れの改善にも役立ってくれます。

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ドイツ発祥の膀胱炎に効くハーブティー – ハーブ検定1級所持者おすすめの10選


 寒くなるとトイレが近くなったり、残尿感や膀胱炎・尿道炎が気になります。ハーブ検定1級保有者の当サイト管理人”mayumi”が、ドイツでも使われている膀胱炎の改善に効果のあるハーブを紹介します。

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抗菌・利尿作用で泌尿器系を清潔に保つ – ウバ(ウワウルシ)


 ウバの歴史は古く、北米の先住民族によって、幹と葉を煎じたハーブティーが頭痛や壊血病の治療に使われてきました。
 タンニンやフラボノイド配糖体の働きによって抗菌作用があるため、尿路を清潔に保ち、泌尿器系のトラブル改善に役立ってくれます。
ウワウルシ(クマコケモモ)~ハーブティーの効果・効能~

風邪やウイルスで咳が止まらないときに – エキナセア


 エキナセアは外傷治療の軟膏などで、アメリカ先住民にも古くから親しまれてきたハーブです。
 免疫賦活作用や抗ウイルス作用に優れており、その効果は”天然の抗生物質”とも言われるほど。
 現在では風邪やインフルエンザのほか、ヘルペスやカンジダ症などの感染症予防に使われることもあるハーブです。
 粘膜系に対する抗菌作用もあるので、細菌性の膀胱炎の緩和にも効果が期待できます。
エキナセア~ハーブティーの効果・効能~

植物酸が細菌を防ぐ – クランベリー


 クランベリーは北米やドイツに自生するツツジ科のハーブ。
 キナ酸やクエン酸などの植物酸が膀胱壁に付着した細菌を取り除き、尿と一緒に除去してくれるので膀胱炎や尿道炎、尿路結石の予防に使われてきました。
 鮮やかな赤色はアントシアニン色素によるもの。目のかすみなど、眼精疲労を感じた時にもおすすめのハーブティーです。
クランベリーとは?ポリフェノールたっぷり!疲れ目の効くハーブの効果・効能

リンパを浄化して泌尿器系からデトックスを促す – クリーバース

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 クリーバースはオーストラリアやドイツに自生するハーブ。
 カカオに似た香りが特徴で、生の葉を湯通ししたものは血液を浄化するサラダとして古くから親しまれてきました。
 リンパ系に働きかけて体内に溜まった毒素を泌尿器系から排出させる作用に優れています。
 また、前立腺の感染症を鎮め、膀胱炎の改善などにも役立ってくれるハーブです。
クリーバース(シラホシムグラ)~ハーブの効果・効能~

肝臓や胆のうの機能を高める – コーンシルク


 コーンシルクはトウモロコシの実から伸びる、絹糸のような穂の部分。
 胆のうが弱っているときには、その機能を回復させたり、肝炎や高血圧など、慢性疾患の改善にも役立ってくれます。
 穏やかな利尿作用があるので、膀胱や尿道の炎症を緩和する働きもあります。
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優れた解毒作用で尿道・膀胱の炎症を鎮める – ジュニパー


 ジュニパーは北米やドイツに広く分布する高木。ハーブティーに用いるのは、熟した果実の部分。
 マツヤニに似たピリッとした香りが特徴で、ジン(スピリッツ)の香り付けに使われてきました。
 フランスでは、病院の空気を浄化するために、燃やしたジュニパーの煙で病室を燻蒸することもありました。
 優れた解毒作用と利尿作用があり、体内の余分な水分や毒素を排出してくれるので、尿道炎や膀胱炎を緩和してくれます。
ジュニパーベリーとは?ハーブティーの効果・効能

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発汗作用と利尿作用でデトックス・除菌を助ける – バードック


 日本では野菜として食べる”ゴボウ”で有名なバードック。
 食物繊維が豊富で便通を改善するほか、利尿作用・発汗作用が高く、体内の毒素を追い出してくれます。
 血液をきれいにする働きもあるので、泌尿器系の炎症緩和にも役立ってくれます。
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粘膜系の炎症を鎮める – ヤロウ


 古代ギリシアの英雄アキレスが兵士の手当てに使ったという言い伝えから、”兵士の傷薬”とも呼ばれるヤロウ。
 抗菌・消炎作用に優れており、粘膜系の炎症を鎮めてくれます。
 また、自律神経を調えるほかに、血圧や生理不順の改善にも効果的。シミを薄くする働きもある、女性に嬉しいハーブです。
ヤロウ(セイヨウノコギリソウ)~ハーブの効果と効能~

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腎機能を高めるハーブ – ヒース


 小ぶりなピンク色の花が特徴のヒース。
 含有成分のアルブチンには殺菌・抗菌作用があり、腎機能の向上、尿酸の排出、尿路結石予防に役立ってくれます。
 シミ・そばかすを防いで、美肌・美白効果も期待できるので、スキンケアにもおすすめのハーブティーです。

豊富なビタミンが代謝を高め、体内の毒素を排出する – ローズヒップ


 ビタミンA・B・C・D・E・Kが豊富なことから、”ビタミンの爆弾”と呼ばれることもあるローズヒップ。
 繊維質も含むので便通を促す働きもあり、膀胱・尿道の炎症の原因となる毒素の排出に役立ってくれます。
 毛細血管を丈夫にする効果もあるので、風邪や貧血の予防にも良いでしょう。

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貧血におすすめのハーブティー10選 – 鉄分・栄養補給に効くハーブ


 生理やホルモンバランスの乱れ、不規則な食生活などから起こりがちな貧血。ハーブ検定1級保有者の当サイト管理人”mayumi”が、むくみや冷え性など、女性の体に起こりがちなトラブルも一緒に解決してくれるハーブを紹介します。

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貧血のときにはどんなハーブティーを飲めばいいの?


 血液中の赤血球や血色素(ヘモグロビン)の量が減少した状態が貧血。

 貧血は原因によって数種類に分けられますが、中でも女性がかかりやすいのが鉄欠乏性貧血。
 これは体内で血色素を作るために必要な鉄分が不足するために起きます。
 生理や分娩の際には出血を伴いますし、妊娠中や授乳期は赤ちゃんへ栄養素が送られるため鉄分が不足しやすく、貧血も起こりやすくなってしまいます。
 ほかにも無理なダイエットが原因で、鉄分が摂取できなくなることも。

 こうした貧血のときは鉄分が豊富に含まれるハーブティーを選ぶのは当然ですが、鉄分の吸収に必要な栄養素を摂ることも大切です。
 例えば、ビタミンCは鉄分の吸収率を高めてくれますから、貧血のときは必要不可欠な栄養素。
 マルベリーやローズヒップなどがおすすめのハーブです。
 (この記事でも詳しく紹介します。)

貧血改善に必要な鉄分の吸収を助ける – ローズヒップ


 鉄分を効率よく体に吸収するのに欠かせないのがビタミンC。
 ローズヒップは「ビタミンの爆弾」という過激な名前で呼ばれるほどビタミンを豊富に含むハーブ。ビタミンCについてはレモンの20~40倍も含まれています。
 また、鉄分に関してはほうれん草の2倍。
 貧血の改善に必要な栄養素が一度で補給できる。おすすめのハーブティーです。

鉄分豊富なスパイシーなお茶 – ターメリック


 日本では”ウコン”の呼び名で有名なターメリック。黄色い染料はカレー粉や衣類の着色に用いられてきました。
 パセリの10倍という豊富な鉄分が含まれているので、鉄欠乏性の貧血の改善に役立ってくれます。
 インドでは東洋医学のアーユルヴェーダに処方されることもあります。
ターメリックとは?ハーブの効果・副作用とパウダーの使い方

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貧血を改善し血液を綺麗にする – ネトル


 ネトルはビタミンや鉄分、カルシウム、マグネシウムなどミネラルを豊富に含むハーブ。
 ヘモグロビンが似ているクロロフィルやビタミンC、葉酸も含まれているので、貧血を予防して血液の汚れを取り除く働きがあります。
 また、生理の出血量をコントロールするほか血流を促して血行を促進する効果もあります。
 女性特有のトラブルで冷え性にお悩みの方にもおすすめのハーブです。
ネトル~ハーブティーの効果・効能と副作用~

血の巡りを改善して疲れを取り除く – ローズマリー


 和名では”永遠の青年”を意味する「万年郎」と呼ばれるローズマリー。
 フェノール酸の一種であるロスマリン酸が強力な抗酸化作用をもち、血行の促進に役立ってくれます。
 脳の働きを活性化し、記憶力・集中力を高めるハーブとしても知られています。
ローズマリー~お茶の作り方と効果・効能~

貧血体質も改善して胃腸の調子も整える – ワイルドストロベリー


 鉄分やカルシウム、ミネラルを豊富に含むワイルドストロベリーは、貧血の改善のほか肝臓や腎臓の働きもサポートしてくれるハーブ。
 胃炎を鎮め、下痢気味のときは腸の働きを正常に整えてくれるなど、体内のデトックス効果も高めてくれます。
 美白効果をもつハーブなので、実を使ったハーブティーは化粧水として使うことが出来ます。
ワイルドストロベリー~ハーブティーの使い方と効果・効能~

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冷え性・貧血に効く 女性に優しいハーブ – サフラワー


 ベニバナの名前で知られるサフラワーは、中国では「血を動かす」薬草と呼ばれるハーブ。
 血行を促して身体を温め、ホルモンのバランスを整える作用に優れているので、生理不順や冷え性、肌荒れ、更年期障害など女性のお悩み解決に役立ってくれるハーブです。
サフラワー油とは?~ハーブの効果・効能と副作用~

食物繊維が豊富な「飲むサラダ」 – マテ


 コーヒー,紅茶に並んで世界三大ティーのひとつに数えられるマテ茶。
 食物繊維のほか、鉄分、カルシウムといったミネラルやビタミンも豊富で「飲むサラダ」とも言われるハーブです。
 腸の動きを活発にしてくれるので、デトックスにも効果的。ダイエット中の栄養補給時にもカロリーを気にせず飲めるハーブティーです。

婦人科系の不調を緩和する – マリーゴールド


 古代エジプトでは若返りの薬として、またジプシーからは万能薬として親しまれてきたマリーゴールド。
 促してリンパの滞留を解消させて血液循環を促進する働きがあるので、貧血や冷え性の改善に効果があります。
 また、ホルモン様作用もあるので生理や更年期障害による不調を和らげてくれます。
マリーゴールド~ハーブティーの作り方と薬効・副作用~

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日本で古くから伝わるハーブ – マルベリー


 日本では蚕が食べる桑の葉として知られているマルベリー。
 鉄分が豊富で貧血の改善に役立ってくれるハーブです。
 また、血糖値の上昇を抑える作用や、ビフィズス菌など善玉菌の働きを高める効果があるのでダイエットにもおすすめのハーブです。
マルベリー~ハーブティーの効果と効能~

自律神経を整えて血行を改善する – レモングラス


 ススキのような外見からは想像し辛い、レモンのような爽やかな芳香を放つレモングラス。
 豊富に含まれるシトラールは気分をリフレッシュさせるのに最適。胃腸の働きを促進してくれます。
 また、自律神経を調整する効果もあるので、疲れがたまって冷え性や貧血の症状を感じているときにもおすすめのハーブです。
レモングラスの使い方~ハーブティーの効果と副作用~

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下痢を止めるハーブ – ハーブ検定1級保有者おすすめの9種類のハーブ


 風邪などの感染症やストレス等で起きる下痢。症状の改善に効果のあるハーブを、ハーブ検定1級保有者の当サイト管理人”mayumi”が紹介します。

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風邪・ウイルス性の下痢を止めるハーブ – エキナセア


 エキナセアは外傷治療の軟膏などで、アメリカ先住民にも古くから親しまれてきたハーブです。
 免疫賦活作用や抗ウイルス作用に優れており、その効果は”天然の抗生物質”とも言われるほど。
 風邪やウイルス性の下痢のときに飲むのが効果的です。
エキナセア~ハーブティーの効果・効能~

漢方にも使われる胃腸の調子を整えるハーブ – オレンジピール


 オレンジピールはミカンの皮を干したハーブ。
 特に乾燥の進んだものは”陳皮”と呼ばれ、漢方薬の一つとして珍重されてきました。
 胃腸をはじめ、消化器系の働きを正常に整える働きに優れているので、便秘のときには緩やかな下剤として、一方で下痢のときには止瀉作用が役立ってくれます。
 精神をリラックスさせる働きがあるので、ストレスによる消化器系の乱れに良いでしょう。
オレンジピール~ハーブティーの効果・効能~

即効性の高い下痢止めのハーブ – ゲンノショウコ


 ハーブティーを飲んでから効果が表れるまでが早いことから、”現の証拠”が和名の由来となったゲンノショウコ。
 他にも、”イシャイラズ”や”タチマチグサ”など様々な俗称を持っています。
 有効成分のタンニンが消化器系のよく働きかけ、下痢のときは濃い目に淹れたティーを暖かくして飲むのがおすすめ。
 (逆に薄いハーブティーを冷たくして飲むと、こちらは便秘のときの下剤として働いてしまうので注意が必要です。)
ゲンノショウコ~生薬にもなったハーブの効果と効能~

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神経を落ち着かせてストレス性の下痢を緩和する – ジャーマンカモマイル


 リンゴとよく似た香りのジャーマンカモマイルは、穏やかな鎮静作用をもったハーブ。
 イライラや興奮、緊張を鎮めたいときに効果的です。
 仕事や受験勉強などのストレスで消化器系が弱ったときにおすすめです。
 薬やサプリメントとの飲み合わせでもトラブルがほとんど見受けられないので、米国ハーブ製品協会(AHPA)ではクラスA(相互作用が予測されないハーブ)として認定されています。
 そのため、子供も安心して摂取できるハーブです(キク科の植物ですのでキク科アレルギーの方は注意してください)。
ジャーマンカモミールとローマンカモミールの違い~生理機能を整える優しいハーブ~
ジャーマンカモミール~ハーブティの効能とカミツレの花言葉~

粘液質が荒れた腸粘膜を整える – マーシュマロウ


 数あるマロウ系のハーブの中でも、特に薬効の高いのがマーシュマロウ。
 その秘密は根の部分に豊富に含まれる粘液質にあります。
 便秘のときには排便を促す潤滑剤として、下痢のときには傷んだ腸粘膜を治す修復材の役割を果たしてくれます。
マーシュマロウ~ハーブの効能と副作用~
 

下痢で傷んだ腸粘膜の炎症を鎮める – ラズベリーリーフ


 出産を軽くしたり、母乳の出を良くすることから、安産のためのハーブとも呼ばれてきたラズベリーリーフ。
 喉や鼻など、粘膜の炎症を抑える作用があり、下痢を鎮める働きがあります。
 鉄やカルシウム、ビタミンB群も豊富に含んでいるので、体力が落ちているときの栄養補給にもおすすめのハーブティーです。
安産と更年期のお守り~ラズベリーリーフティーの効果と副作用~

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炎症を鎮める天然の甘味料 – リコリス


 リコリスの学名である”Glycrrhiza”はギリシア語で”甘い根”の意味。
 その名の通り、砂糖の50倍ともいわれる甘みが特徴で、カロリーがほとんどないことからダイエットティーとして親しまれてきたハーブです。
 甘味成分であるグリチルリチンにはアレルギーや肌の炎症を抑える効果があるので、下痢のときに傷んだ腸粘膜の修復に役立ってくれます。
リコリス~ハーブティーの効果・副作用と彼岸花との違い~
https://hotchpotch-newslabo.com/herb/licorice/ 

優れた収斂作用が下痢を鎮める – レディースマントル

 浸出液が月経の異常や更年期の異常出血、産後の母体の回復などに利用されてきたレディースマントル。
 優れた収斂作用(組織を引き締める働き)があり、下痢や胃腸炎の症状を鎮めることにも役立ってくれるハーブです。

ストレスに伴う下痢に – ローズ


 「若返りの薬」とも呼ばれ、美肌効果の高さからクレオパトラも入浴剤として愛用したといわれるローズ。
 ローズ特有の優雅な香りは心を落ち着かせ、ストレスを緩和してくれます。
 含有成分であるタンニンには収斂作用があり、下痢を鎮めるのにも効果的。
 ストレスで消化器系のトラブルが続いているときにおすすめのハーブです。

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便秘を改善するハーブ – ハーブ検定1級有資格者がおすすめする17選


 不規則な食生活や、生理に伴うホルモンバランスで起こりがちな便秘。ガスでお腹が張ったり、吹き出物やニキビを引き起こすこともあります。
 そんな女性の大敵、便秘の改善に効果が期待できる17種類のハーブティーをハーブ検定1級保有者の当サイト管理人”mayumi”が紹介します。

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利尿・排便を促すハーブ – アルファルファ


 アルファルファの和名はムラサキウマゴヤシ。漢字で書くと”紫馬肥し”と書きます。
 名前の通り、馬のための牧草として明治時代に日本に伝わってきました。ビタミン、ミネラルが豊富で非常に栄養価が高いのが特徴です。
 便の排出を促す緩下作用、尿の排出量を増やす利尿作用に優れているため、体内に溜まった毒素を排出させたいときや、むくみが気になるときにおすすめのハーブ。
 含有成分の一つであるジクマロールには抗血液凝固作用があるため、血液をサラサラにしてくれます(抗血栓薬との相互作用が報告されているので、これらの薬を処方されている方はハーブティー飲用に際して注意が必要です。)。
アルファルファとは?もやしなの?小さなハーブティーの大きな効果

便秘によく効く即効性の高いハーブ – ゲンノショウコ


 ハーブティーを飲んでから効果が表れるまでが早いことから、”現の証拠”が和名の由来となったゲンノショウコ。
 他にも、”イシャイラズ”や”タチマチグサ”など様々な俗称を持っています。
 有効成分のタンニンを多く含み、便秘の時は薄めに抽出して冷やして飲むと効果があります。
ゲンノショウコ~生薬にもなったハーブの効果と効能~

紀元前から使われてきた緩下作用のあるハーブ – ゴツコーラ


 原産国のインドでは古典医学のアーユルヴェーダでも古くから取り入れられてきたゴツコーラ。
 東洋医学では長寿のハーブと呼ばれ、中国では紀元前から使われてきました。
 薬効は幅広く、緩下(効果の穏やかな下剤)作用のほか、血流の改善や利尿、解毒作用も併せ持っています。
 便秘のほか、デトックスしたいときに飲むのも良いでしょう。
ゴツコーラ~むくみに効果のある飲み方と副作用~

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血流を改善して老廃物の排出を促す – サフラワー


 サフラワーは日本では”ベニバナ”の名前で知られるハーブ。
 鮮やかなオレンジ色は古くから染料として親しまれ、着物や頬紅の原料として使われてきました。
 中国では「血を動かす」ハーブとも呼ばれ、血流を刺激して血行を促し、身体を温める作用もあります。
 緩下作用もあるので、便秘の改善と合わせて老廃物の排出にも役立ってくれます。
サフラワー油とは?~ハーブの効果・効能と副作用~

便秘によるガスでお腹が張ったときに – ダンデライオン


 タンポポコーヒーでも有名なダンデライオン。
 ”おねしょのハーブ”という俗称でも呼ばれる通り、利尿作用に優れたハーブなのでデトックスに効果的。
 おなかに溜まったガスを排出する働きもあるので、便秘に伴うぽっこりお腹が気になるときにも良いでしょう。
 カリウムが豊富なハーブなので、むくみが気になるときにもおすすめです。
タンポポコーヒーの作り方 – ダンデライオンルートの効果・効能~

果実酸が排便を促す – ハイビスカス(ローゼル)


 美しいルビー色が特徴のハイビスカスティーは、クエン酸が豊富なため疲労回復に効果的。
 他にもヒビスクス酸をはじめとする果実酸を含んでいます。
 この果実酸は消化吸収されにくいため、ハーブティーを多めに飲むと緩やかな下剤として働いてくれます。
 効果が穏やかなため、体調や便秘の具合に応じて効き目を調節できるのも、このハーブの優れたポイント。
 赤い色素はアントシアニンですから、目の疲れが気になるときにもおすすめです。
ハイビスカス(ローゼル)~ハーブティーの効果・効能と副作用~

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粘液質が便の滑りを良くする – マーシュマロウ


 数あるマロウ系のハーブの中で、最も粘液質を豊富に含むのがマーシュマロウ。
 便秘によって便が固くなっているときは、この粘液質が腸壁との間で潤滑剤の役割を果たしてくれるので、排便しやすくなります。
 傷ついた腸粘膜の保護・修復にも役立ってくれるので、特にひどい便秘のときにおすすめのハーブです。
マーシュマロウ~ハーブの効能と副作用~

善玉菌を育てて腸内環境を改善する – マルベリー


 マルベリーの和名は”クワ”。日本では蚕が食べる葉として知られるハーブです。
 ビフィズス菌などの働きを高め、腸内環境を整えてくれます。
 ビタミンや亜鉛、ミネラルが豊富なため、便秘で食欲がないときの栄養補給にも良いでしょう。
マルベリー~ハーブティーの効果と効能~

便秘と肌トラブルを解決してくれる – ローズヒップ


 ローズヒップのビタミンC含有量はレモンの20~40倍もあり、”ビタミンの爆弾”とも言われるほどです。
 その他、ビタミンEも含むので、肌の新陳代謝を高め、シミや便秘に伴う肌荒れを改善してくれます。
 ブレンドティーを作る場合に相性が良いのがハイビスカス。
 ローズヒップもハイビスカス同様に果実酸を多く含むので、効き目の穏やかな下剤として働いてくれます。

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不老長寿のお茶 – ルイボス


 南アフリカ原産のハーブで、現地では「不老長寿のお茶」として古くから親しまれてきたルイボス。
 日本へは抗酸化作用に優れたお茶として伝わりましたが、冷え性や便秘の緩和に効果があることが知られています。
 作用の科学的な解明にも至っていない、不思議なハーブです。

便秘や更年期、生理痛…女性の悩み全般に – レッドクローバー


 胸部、卵巣、リンパ腺などのガン治療に使われてきたレッドクローバー。
 体内の毒素を浄化するデトックス効果を持つほか、イソフラボンをはじめとする含有成分によるホルモン様作用が認められています。
 女性のホルモンバランスを調節し、更年期の諸症状を緩和してくれるほか、緩下作用によって便秘の改善にも役立ってくれます。
 女性ならではのお悩み全般にこたえてくれる、お役立ちハーブです。

七味にも使われる胃腸の調子を整えるハーブ – オレンジピール


 オレンジピールはミカンの皮を干したハーブ。
 特に乾燥の進んだものは”陳皮”と呼ばれ、漢方薬の一つとして珍重されてきました。
 昂った神経を落ち着かせる働きのほか、消化促進や胃腸の調子を整える働きがあります。
オレンジピール~ハーブティーの効果・効能~

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排便を促すデトックス”コーヒー” – チコリ


 チコリはキクニガナというキク科のハーブ。
 根を煎ったときの香ばしい色と香りから、ハーブ珈琲が有名です。
 肝臓の機能を高めるほか、尿酸や老廃物の排出を促進します。
 また、腸内に溜まったガスを排出する駆風作用にも優れたハーブです。
 便秘によるニキビや吹き出物が気になったときに飲むのがおすすめです。
チコリ~コーヒー味のハーブの効能と副作用~

ダイエットにも効く!ガスを排出するハーブ – フェンネル


 フェンネルはアップルパイやカレーなど、古くからお菓子や料理の香り付けに使われてきたハーブ。
 様々な薬効がありますが、中でも注目すべきはダイエット効果です。
 ギリシア語ではフェンネルを”マラスロン”といいますが、これは”痩せる”という単語から転じたもの。
 利尿作用によって体内の余分な水分を排出するほか、便秘を解消してお腹に溜まったガスを出す効果にも優れたハーブです。
フェンネルとは? ハーブティーの作り方と効果

美白効果ももった穏やかな下剤 – ワイルドストロベリー


 一般的に、ベリー系のハーブには緩下作用がありますが、なかでもワイルドストロベリーは美白作用も合わせもつ、一風変わったハーブ。
 歯磨き粉や化粧水として利用されてきた歴史を持ちます。
 消化器系の調子を整えるのは葉と根の部分。胃炎の緩和にも効果があるほか、豊富なミネラルが腎機能を活性化させ、老廃物の排出を助けてくれます。
 鉄分も豊富なので貧血予防にも良いでしょう。
ワイルドストロベリー~ハーブティーの使い方と効果・効能~

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便秘・消化器系の炎症を鎮める青いハーブティー – コモンマロウ


 熱湯を注ぐと最初は鮮やかな青色、その後空気中の酸素と反応して徐々にピンク色へと変化していくことから、”サプライズティー”の異名をもつコモンマロウ。
 豊富に含まれる粘液質やタンニンが、粘膜の炎症を鎮めてくれるので、ストレス性の胃腸炎や膀胱炎、尿道炎などに効果を発揮してくれます。
 皮膚組織を修復・保護する働きもあるので、便秘で肌荒れが気になるときにもおすすめのハーブティーです。

便秘で炎症を起こした腸粘膜を守る – オリーブ


 日本では実から採れるオイルで有名なオリーブ。
 人々の生活とは古くから関りがあり、紀元前3000年にはシリアで栽培が始まっていました。
 含有成分のセコイリドイド配糖体には炎症を鎮める働きがあるので、便秘で傷んだ腸粘膜を修復してくれます。

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ドイツ発祥の風邪に効くハーブティー – ハーブ検定1級おすすめの15選


 季節の変わり目や寒い時期に不安なのが風邪。
 喉の痛みや気管支の炎症、鼻水、頭痛、食欲不振など、人によって症状も様々です。
 ハーブ検定1級保有者の当サイト管理人”mayumi”が、ドイツの小児科でも処方される風邪に効くハーブを紹介します。

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ドイツの小児科でも使われる子供向けハーブ – フェンネル 


 フェンネルの歴史は深く、古代ギリシア時代から使われてきました。
 薬やサプリメントとの飲み合わせでトラブルが少なく、アメリカハーブ製品協会(AHPA)の相互作用認定でも、クラスAを獲得している安全性の高いハーブです。
 痰を取り除く効果のあるトランスアネトールを比較的豊富に含むため、風邪で喉の調子が良くないときにおすすめです。
フェンネルとは? ハーブティーの作り方と効果

発熱や喉の痛みを伴う風邪に – ホワイトウィロウ


 「天然のアスピリン」とも呼ばれるホワイトウィロウ。樹皮に含まれるサリシンがアスピリン開発のきっかけとなったハーブです。
 サリシンは解熱・消炎・鎮痛など、アスピリンと同様の働きをもつ有効成分。
 ”風邪をひいたけれど薬は飲みたくない”というときに試して欲しいハーブティーです。
『天然のアスピリン』ホワイトウィロウ(セイヨウシロヤナギ)の効果と効能

アスピリンの原料になった痛み止めハーブ – メドウスイート

 ヨモギに似た香りとアーモンドのような甘い風味のメドウスイートは、子供にも飲みやすいハーブ。
 有効成分のサリチル酸は鎮痛剤として有名なアスピリンの原料になります。
 特に消化器系と関節の痛みを鎮める効果に優れているので、身体の節々が痛むような風邪の時に良いでしょう。
甘い香りの痛み止め – メドウスイートハーブティーの効果~

風邪をひいたときの栄養補給に – ヤロウ


 ピリッとした辛味が特徴のヤロウは、キリストが最初に触れたハーブともいわれ、数々の神秘的なエピソードを持つハーブ。
 ビタミンやミネラルを豊富に含むので、風邪で体力が低下しているときの栄養補給におすすめです。
 末梢血管を拡張させて血液の循環を良くする働きもあるので、寒気を感じた時に飲むのも良いでしょう。
ヤロウ(セイヨウノコギリソウ)~ハーブの効果と効能~

神経を落ち着かせて体力を回復させるハーブ – レモンバーム


 レモンバームは不安定な精神状態を落ち着かせて、心を穏やかに整えるハーブ。
 ストレスから体力を消耗して風邪をひいてしまったときや、発熱等で寝つきが悪いときに飲むと良いでしょう。
 抗菌作用にも優れているので、寒い時期の風邪予防にもおすすめです。
レモンバームは虫除けに逆効果‼ハーブの効果の真実

血流を良くして風邪気味の時の寒気対策に – ゴツコーラ


 インドの伝統医学であるアーユルヴェーダでも古くから取り入れられてきたゴツコーラ。
 血管を丈夫にして血流を促す働きがあるので、風邪に伴う寒気やうっ血の改善に効果的です。
 利尿作用や解毒作用もあるので、デトックスにも良いでしょう。
ゴツコーラ~むくみに効果のある飲み方と副作用~

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風邪による粘膜の炎症を鎮める – アイブライト


 アイブライトは眼精疲労など様々なアイトラブル対策で名前を知られているハーブ。
 元々が、結膜炎など粘膜系の炎症を鎮める作用に優れているので、風邪に伴う喉の腫れや鼻炎の改善にも役立ってくれます。
 殺菌、収斂作用もあるので、鼻水が気になるときにも良いでしょう。
アイブライト~目のトラブルの万能選手‼ハーブティーの効果と効能~

痰が絡んで喉に違和感があるときに – アニス


 独特の辛味と甘みが特徴のアニス。
 セリ科のハーブの中でも、有効成分であるトランスアネトールを特に豊富に含み、去痰(痰を取り除く作用)に優れています。
 また消化促進にも効果のあるハーブなので、風邪で胃腸の調子が良くないときにもおすすめです。
口臭予防・胃もたれにもおすすめ アニスのハーブティーの効果・効能

風邪やウイルスで咳が止まらないときに – エキナセア


 エキナセアは外傷治療の軟膏などで、アメリカ先住民にも古くから親しまれてきたハーブです。
 免疫賦活作用や抗ウイルス作用に優れており、その効果は”天然の抗生物質”とも言われるほど。
 現在では風邪やインフルエンザのほか、ヘルペスやカンジダ症などの感染症予防に使われることもあるハーブです。
 粘膜系に対する抗菌作用もあるので、風邪で咳が止まらないときに飲むと良いでしょう。泌尿器系のトラブル改善にも効果があるので、寒い時期の膀胱炎の緩和にも効果が期待できます。
エキナセア~ハーブティーの効果・効能~

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「インフルエンザの特効薬」 – エルダーフラワー


発汗、利尿作用に優れ、ドイツをはじめとするヨーロッパでは「インフルエンザの特効薬」とも呼ばれるエルダーフラワー。
 含有成分である青酸配糖体には鎮咳(咳を鎮める)効果があります。
 粘液質も含み、喉を乾燥から守ってくれるので、特に冬場におすすめのハーブです。
 花粉症などのアレルギー症状を緩和する働きもあるので、喉の調子が良くないときにはハーブティーをうがい薬に使うのも良いでしょう。
更年期にも効果あり!『万能の薬箱』エルダーフラワーとは?

炎症を鎮める「緑の薬箱」 – ジャーマンカモマイル


 消炎成分であるカマズレンを豊富に含むジャーマンカモマイル。リンゴによく似た香りで、飲みやすいハーブティーです。
 気管支の炎症を鎮めてくれるので、喉がゼーゼーして寝苦しいときにおすすめ。
 胸やけや胃炎を抑える働きもあるので、風邪で消化器系が弱ったときにも良いでしょう。
 薬やサプリメントとの飲み合わせでもトラブルがほとんど見受けられないので、米国ハーブ製品協会(AHPA)ではクラスA(相互作用が予測されないハーブ)として認定されています。
 そのため、子供も安心して摂取できるハーブです(キク科の植物ですのでキク科アレルギーの方は注意してください)。
 ミルクとも相性が良いので、ミルクティーにして飲むのもおすすめです。
ジャーマンカモミールとローマンカモミールの違い~生理機能を整える優しいハーブ~
ジャーマンカモミール~ハーブティの効能とカミツレの花言葉~

喉や口腔内の炎症対策・殺菌に – セージ


 学名のSalviaが、ラテン語の”Sadvere(治療する)”に由来するセージ。
 含有成分であるツヨンやサルビアタンニンは強力な抗菌作用、抗炎症作用をもっているので喉の腫れや痛みを感じたときに飲むのがおすすめです。
 ハーブティーの場合は150nlのお湯にドライハーブ小さじ1が標準量ですが、倍の量で浸出したものは、うがい薬に使うこともできます。
”ソーセージ”にも使われる最強の臭い消し~セージの効果・効能~

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鼻炎・喉の痛み・咳対策に「呼吸器系の万能選手」 – タイム


 肉料理の臭み消しとして有名なタイムは、身体のトラブル改善にも役立ってくれるハーブです。
 特に、抗菌作用や去痰(痰を取り除く働き)に優れ、気管支の痙攣を鎮める働きがあることから、喉の痛みや炎症、咳、鼻づまりなど、風邪に伴う呼吸器系のトラブルに効果的。
 消化不良や食欲不振を改善する効果もあるので、風邪で胃腸が弱っているときにも良いでしょう。

粘膜を強化する – ゴールデンシール

 ゴールデンシールは北米の先住民であるチェロキー族やイロコイ族に親しまれてきたハーブ。
 ヒドラスチンやベルベリンといった有効成分が粘膜を強化し、細菌や真菌、ウイルスなどの体内への侵入を阻止してくれます。
 黄色ブドウ球菌や大腸菌に対しても優れた抗菌力があるので、風邪予防に最適のハーブティーです。
 特に呼吸器系の炎症に対してはエキナセアとのブレンドがおすすめです。

ドイツの小児科でも使われる呼吸器系の救世主 – マレイン


 マレインは古代ギリシア時代から使われてきた歴史あるハーブ。
 葉に防腐、殺菌作用があるため、果物などを包む天然の保存容器にも利用されてきました。
 北アメリカの先住民族の間では、細かく刻んだマレインの葉を薬用タバコに使い、喘息や結核の患者に吸引させる治療法がありました。そのため、ニワタバコという別名も持っています。
 子供にも安全性の高いハーブなので、ドイツの小児科では呼吸器系疾患にマレインのハーブティーを処方することもあります。
 鎮痙(痙攣を鎮める)作用があるので、激しく咳き込んでしまうような風邪の症状の時におすすめです。

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咳を止めるハーブ – ハーブ検定1級がおすすめする最強ハーブ16選


 風邪や喘息のときに苦しいのが、止まらない咳。
 ハーブ検定1級保有者の当サイト管理人”mayumi”が、寒気や風邪による咳を止めるのに効果的なハーブを紹介します。

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痰が絡んで喉に違和感があるときに – アニス


 独特の辛味と甘みが特徴のアニスは、オーガニックな歯磨きにも使われるハーブ。
 セリ科のハーブの中でも、有効成分であるトランスアネトールを特に豊富に含み、去痰(痰を取り除く作用)に優れています。
 風邪のひきはじめやハウスダストによるアレルギーなどで、喉の調子が良くないときにおすすめのハーブです。
口臭予防・胃もたれにもおすすめ アニスのハーブティーの効果・効能

風邪やウイルスで咳が止まらないときに – エキナセア


 エキナセアは外傷治療の軟膏などで、アメリカ先住民にも古くから親しまれてきたハーブです。
 免疫賦活作用や抗ウイルス作用に優れており、その効果は”天然の抗生物質”とも言われるほど。
 現在では風邪やインフルエンザのほか、ヘルペスやカンジダ症などの感染症予防に使われることもあるハーブです。
 粘膜系に対する抗菌作用もあるので、風邪で咳が止まらないときに飲むと良いでしょう。泌尿器系のトラブル改善にも効果があるので、寒い時期の膀胱炎の緩和にも効果が期待できます。
エキナセア~ハーブティーの効果・効能~

「インフルエンザの特効薬」 – エルダーフラワー


 可愛らしい白い花を鈴なりに咲かせるエルダーフラワー。
 発汗、利尿作用に優れ、欧米では「インフルエンザの特効薬」とも呼ばれています。
 含有成分である青酸配糖体には鎮咳(咳を鎮める)効果があります。
 粘液質も含み、喉を乾燥から守ってくれるので、特に冬場におすすめのハーブです。
 花粉症などのアレルギー症状を緩和する働きもあるので、喉の調子が良くないときにはハーブティーをうがい薬に使うのも良いでしょう。
更年期にも効果あり!『万能の薬箱』エルダーフラワーとは?

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痰が絡む咳に – キャラウェイ


 アニスと同じくセリ科のハーブのキャラウェイ。
 アニスには劣りますが、こちらも去痰作用のあるハーブです。濃い目に淹れたハーブティーをマウスウォッシュやうがい薬に使うのも良いでしょう。
キャラウェイシードとは?~甘い香りのスパイスの効果と副作用~

咳による喉の炎症を抑える – シソ


 日本では薬味としてなじみ深いシソ。
 青シソと赤シソがありますが、ハーブとしての薬効に優れているのは赤シソ。含有成分のα-リノレン酸には炎症を鎮める働きがあるので、咳による喉の腫れを抑えてくれます。

炎症を鎮め咳を抑える – ヒソップ


 ヒソップは呼吸器や粘膜を強化する働きを持つハーブ。
 その名前は”聖なるハーブ”という意味のギリシア語に由来し、かつては教会の床にまいて空気の浄化に使われていました。
 痰を切る働きのほか、気管支の炎症を鎮める働きがあるので、喘息や風邪で咳が止まらないときに良いでしょう。
 ヨーロッパでは古くから、蜂蜜に花のついた枝を漬けこんだものが、咳止めシロップとして愛用されてきました。
教会を浄化する聖なるハーブ~ヒソップの効果・効能~

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粘液質が荒れた喉の粘膜を保護する – マーシュマロウ


 学名の”Althaea”は、ギリシア語の”Althaino(治療する)”に由来するマーシュマロウ。
 根からは鎮痛作用を持つ粘液質が豊富に取れるので、喉の荒れに伴う咳を鎮めるのに役立ってくれます。
 季節の変わり目など、空気が乾燥する時期には喉の保湿にも効果的です。
マーシュマロウ~ハーブの効能と副作用~

喉がゼーゼーする激しい咳に – マレイン


 マレインは古代ギリシア時代から呼吸器系のトラブルを鎮めるために使われてきたハーブ。
 北アメリカの先住民族の間では、細かく刻んだマレインの葉を薬用タバコに使い、喘息や結核の患者に吸引させる治療法がありました。そのため、ニワタバコという別名も持っています。
 鎮痙(痙攣を鎮める)作用もあるので、激しく咳き込むような症状も和らげてくれます。濃い目に淹れたハーブティーをうがい薬にするのも良いでしょう。
マレイン~ハーブティーの効果・効能~

甘み成分が喉の炎症を鎮める – リコリス


 ステビアやラカンカと並んで、甘味料などに使われてきたリコリス。
 お菓子の風味付けの印象が強いハーブですが、甘味成分のグリチルリチンには炎症やアレルギーを抑えるという、意外な働きがあります。
 そのほか鎮静・鎮痙作用のあるフラボノイドも含むので、気管支炎など呼吸器系を穏やかに整えてくれます。
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神経を穏やかに整える – コモンマロウ


 熱湯を注ぐと最初は鮮やかな青色、その後空気中の酸素と反応して徐々にピンク色へと変化していくことから、”サプライズティー”の異名をもつコモンマロウ。
 神経を穏やかに鎮める働きがあるので、気管支炎など呼吸器系の症状に効果的に働きかけます。
 夜になると咳が止まらなくなる方や、喫煙で喉を傷めてしまった人にも効果的。

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子供にも安心!喉のトラブルの救世主 – フェンネル


 アニスシードやキャラウェイと同じく、セリ科のフェンネル。
 有効成分であるトランスアネトールを豊富に含み、去痰作用に優れているため、上気道カタルの治療などに使われてきました。
 薬やサプリメントについても、これまで相性の悪い飲み合わせが確認されていないため、安全性の高いハーブといわれています。
 ドイツの小児科では咳止めのために、フェンネルを使ったシロップが処方されることもあります。
フェンネルとは? ハーブティーの作り方と効果

魔力を持つハーブ – レディスマントル


 古くから”魔力を持つハーブ”といわれてきたレディスマントル。
 生理痛や更年期障害など婦人科系のトラブル改善に効果的なハーブです。
 抗炎症作用もあるので、喉の痛みや口内炎の緩和にも効果的。
 ハーブティーは化粧水として使うこともできます。

呼吸器系の感染症対策に – レッドクローバー


 レッドクローバーは1930年代には卵巣やリンパ節などのガン治療に使用されていたハーブ。
 ホルモン様作用があるので更年期障害の症状緩和に注目が集まっていますが、鎮静作用、抗炎症作用も併せ持っています。
 風邪や気管支炎で咳が苦しいときにおすすめのハーブです。

ハーブの中で一番の殺菌力を誇る – タイム


 ギリシア語の”勇気”に由来する名前をもつタイムは、数あるハーブの中でも特に殺菌力に優れています。
 風邪やインフルエンザ、胃腸炎などの感染症に効果を発揮するほか、サポニンには痰を取り除く効果もあります。
 気管支を拡張させ、咳を鎮める働きもあるので、喘息などの症状を和らげてくれます。

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ごぼう茶で乳腺炎は治る? – 妊娠中に飲用OKなハーブティー


 乳腺炎の改善にも効果があるといわれる、ごぼう茶。この記事では、米国ハーブ製品協会(AHPA)の研究による、ごぼう茶の効果や副作用、薬やサプリメントとの飲み合わせを説明します。

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ごぼう茶で乳腺炎は治る?

 ごぼう茶の効能や副作用は、米国ハーブ製品協会(AHPA)の『メディカルハーブ安全性ハンドブック』で詳しく説明されています。
 同協会の発表するところによれば、ごぼう茶と乳腺炎の関係は明らかになっていません。
 (ごぼう茶に乳腺炎を発症させる効果があるわけでもありませんし、反対に乳腺炎の治療に役立つかも明確になっていません。)

ごぼう茶が妊産婦・胎児に与える影響

 一方で、ごぼう茶の安全性クラスを「1:適切に使用する場合、安全に摂取することが出来るハーブ」と定義づけています。
 日本で1967年に発表された研究によれば、胎児の成長に対してごぼう茶には有害作用がないことが明らかとなっています。
 ごく少数ですが、ごぼうに対するアナフィラキシー反応が報告されています。
 これらは、いずれも接触皮膚炎の症状として現れているので、ごぼう茶の使用に不安を感じる方は、外用での使用を避けるのが良いでしょう。

ごぼう茶の薬やサプリメントとの飲み合わせは?

 米国ハーブ製品協会(AHPA)は、ごぼう茶の相互作用クラスを「A:臨床的に関連のある相互作用が予測されないハーブ」と結論付けています。
 同協会によれば、ごぼう茶と薬・サプリメントとの飲み合わせに関する臨床試験や動物実験で、有害事象が見つかったことはありません。
 

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ハトムギ茶の副作用 – 妊娠中に飲用NGな理由とは?


 タンパク質やビタミンEを豊富に含むことから化粧水としても有名なハトムギ。ハーブ検定1級保有者の当サイト管理人”mayumi”が、米国ハーブ製品協会(AHPA)で妊娠中の服用がNGとされている理由を紹介します。

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ハトムギの副作用と禁忌

 ハトムギの副作用や、サプリメント、内服薬との相互作用については、中国のJohn K. Chen、Tina T. Chen博士によって2010年に発表された『Chinese Medical Herbology and Pharmacology』のなかで、詳しく解説されています。
 一つずつ見ていきましょう。

泌尿器系にトラブルのある人の飲用はNG

 精液漏(性的興奮を伴わずに精液が尿道より漏出するもの)や、多尿の人は症状を悪化させることがあるといわれています。

糖尿病の基礎疾患のある人は禁忌

 動物実験では、ハトムギに血糖値の調節作用を変化させる働きがあることが分かっています。
 2006年には、皮をむいた状態のハトムギを58%含む餌を4週間与え続けたラットで、血漿グルコース値の減少が見受けられたことが報告されています。
 また、1986年にもハトムギの抽出物を経口摂取したマウスに低血糖活性が現れるという実験結果があります(Takahashi et al. 1986)。

妊娠中や授乳中の方への影響は?

 日本では”ノンカフェインなので妊娠中にも安心”といわれるハトムギですが、胎児の発育や妊産婦に関して最終的な安全性が確認されているわけではありません。
 2005年に台湾の台北医学大学から発表された、ラットを使った動物実験の結果では、子宮収縮を生じた個体と、影響がなかった個体が観察されました。そのため、安全性への結論付けは見送られています。
 一方で、上記のChen両博士は、妊娠中は医療従事者の監督下以外では使用を禁止すべきと結論付けています。
 また、米国ハーブ製品協会(AHPA)は、ハトムギの安全性クラスを「2b:妊娠中に使用しない」に定めています。
 

薬やサプリメントとの飲み合わせ

 米国ハーブ製品協会(AHPA)の研究結果では、薬やサプリメントとの相互作用や有害事象は確認されていません。
 そのため、同協会はハトムギの相互作用クラスを「A:臨床的に関連のある相互作用が予測されないハーブ」と結論付けています。

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ハトムギ茶の効果・効能

 ハトが好んで食べる麦であることが名前に由来するというハトムギ。
 化粧品としてはヨクイニンと呼ばれることがありますが、種子から種皮を除いた残りの部位を指します。

 香ばしい麦の風味で、くせがなく飲みやすいのが特徴。
 タンパク質やビタミンEを豊富に含むので、美肌に役立ってくれるハーブティーです。

ハトムギ – ハーブティーの美味しい飲み方

シングルティーで飲むときは

 シングルティーで楽しむときは、多めの水でじっくりと煮出すのが美味しくいただくコツ。。
 ティーカップ2杯(約300ml)のお湯にドライハーブ小さじ2が目安。弱火で20分程度に出せば完成です。
 ゆっくり時間をかけて抽出することで、ハトムギ特有の甘みととろみを楽しむことが出来ます。

ハトムギのブレンドティーレシピ

 ハトムギ・・・小さじ1
 ジャーマンカモマイル・・・小さじ1

 美白成分に優れたジャーマンカモマイルは、ヨーロッパで化粧水の材料にも使われているハーブ。
 肌の弾力を高め、シワやシミを防止してくれます。
 リンゴによく似た甘い香りは気持ちを落ち着けてくれるので、グッドナイトティーとして就寝前にも試してほしいハーブティーです。

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